2024-04-01
足元見られてます
「オシャレは足元から」、「靴が綺麗な人は仕事ができる」などの一度は耳にした事のある言葉。 なぜ、足や靴を見て判断されるのでしょう? 「足元を見られる」という慣用句がありますが、この語源は江戸時代までよく使われていた「駕籠」という職業からきています。 (駕籠は人の座る部分を一本の棒に吊るして前後から複数人で運ぶ乗り物のこと) 駕籠屋は旅人の足元から、草鞋(わらじ)が擦り切れていたり足元がおぼつかない様子を見て高額な運賃を吹っかけるという、まさに人の弱みにつけこんだ行いから由来しているのです。 目の行きにくい所まで気をかけているという点で、身だしなみ=オシャレ、人間性=仕事、と判断されるのかと思います。 日本は靴を脱ぐ文化なので人の靴を見たり、洋服以上に靴に意識が向かない、というのも大きいようですが。 ただ靴が汚れているより綺麗な方がいいことは言うまでもありません。 革靴を新調される機会の多いこの時期、ケア用品をまだご準備でない方は是非当店でご相談ください。 磨き方のご説明もいたします。
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